映画「ノイズ」感想
「ノイズ」を観ました。
原題は「The Astronaut's Wife」らしいですが、「宇宙飛行士の妻」というタイトルの方が個人的には興味をそそられるような気がします。
どの映画を観ようかいつも夫と多少のディスカッションがあるのですが、今回はあまり観たい映画がHDDに入っていなくて、「卒業」を観ようと思ったらなんと二ヶ国語にはなるけれど字幕が出ないというパターンだったので、観るのをやめて「ノイズ」にしました。
どうしてそうしたかというと、ジョニー・デップやシャーリーズ・セロンが出ている映画ということであれば、そんな面白く無さすぎて退屈するということは無いと判断したからです。期待はずれということはあるかもしれないけれど、そんなつまらなくてつまらなくてということは無いだろうと。
確かにそれは当たっていて、最後まで観るには観たのですが…。というか、途中まで観てたら「これ、最後どうなるんだろう」と気になってしまいました。
以下ネタバレ注意です。
この映画のあらずじはこういう感じらしいんです。
ノイズ (1999年の映画) - Wikipedia
でも、私はあらずじを読んで、ああ、そうだったのかと思っただけで、映画を観ていても何が起こったのかちんぷんかんぷんでした。
スペンサーが宇宙での作業中の2分間に何かが起こり別人のようになってしまった…というのがこの映画の最大の謎なのですが、私は夫に「メン・イン・ブラックみたいな展開だったら笑えるね」と冗談で話しました。その前日に「メン・イン・ブラック」を観ていたので。
しかし、なんとその予想は当たらずしも遠からずというか、むしろ思い切って最後にトミー・リー・ジョーンズが出てきて、スペンサー(に憑依したエイリアン)と戦った方が盛り上がったのではないだろうか。とにかく不可思議な展開。
私はてっきり鬱とマタニティブルーで精神状態がおかしくなったジリアンの妄想と幻覚という話だと思っていたのに、それならそれでまあそういう映画なのかなと納得できたかと思いますが、ところがどっこい違っていて、本当にエイリアンがスペンサーに憑依していたのですね。
なんかいろいろ投げられっぱなしで謎がたくさん残ってしまったので、「謎の真相が明らかに!」という続編あれば、もしかしたら観るかもしれません。観ないかもしれないけれど。
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