映画「イングリッシュ・ペイシェント」感想
「イングリッシュ・ペイシェント」は初めて観ました。
なんと162分もありました。長かったです。
長かったからか、話の内容がところどころ理解できず。きっと地図の話とか、国籍に関するアイデンティティは映画の重要な要素だったんでしょうけれど、ほとんどと言っていいほど把握できなかった。ムースも何なのか分からなかった。なので、たぶん私はこの映画を理解できなかったということでしょう。たぶん複雑な話でも無さそうなんですが、なんかつかめきれなかったところがあります。
正直この映画の物語はあまり興味を抱くものではなかったです。
けれど好きな場面がいくつかありました。
1.砂漠で砂嵐に見舞われる場面
優雅にタバコを吸っていると思っていたらあっという間に砂嵐。観ている私が息苦しくなってしまった。疑似体験できました。砂漠の嵐を。
2.看護師のハナがインド人に誘われて壁画を観に行く場面
ロープが子供の頃に遊んだアスレチックみたいで楽しそうだった。ロマンチックなインド人だなと思いました。
3.飛行機が主人公にアタックしてくる場面
飛行機が目の前に墜落する場面が、本当に落っこちてきているのを疑似体験するようでドッキリした。今まで観たどの映画のどの飛行機墜落場面よりインパクトありました。必見です。
この3つの場面を観れただけでもこの映画を観る価値はありました。
しかし、道ならぬ恋に落ちるのであれば、それ相応の理由付けが欲しいところでした。