映画「ギルバート・グレイプ 」感想
「ギルバート・グレイプ」はタイトルはもちろん知っていたけれど、観たことありませんでした。初めて観ました。
やっぱり有名な作品だけあって、面白かったです。
面白いって一言で言えないんだけれど、ラッセ・ハルストレムの映画って残酷ですよね。残酷で残酷な中に暖かさがある。そこら辺がなんかずるいと思いながら引きこまれてしまいますね。淡々とした重苦しい残酷さの中の一筋の光のようなものが、やっぱり良いんですよね。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」も泣いた口です。
感情も無くしてしまっているかのように見えるギルバートが感情を露わにする場面とか、切なかったです。ギルバートもただの一人の若者だったのだなと改めて感じました。誰も聖人ではないんだというところですね。
レオナルド・ディカプリオもかわいくてびっくりしました。ほんと演技に見えなかった。レオナルド・ディカプリオが出ている映画の中で一番ディカプリオの魅力を感じた映画でした。
ジュリエット・ルイス、やっぱり可愛い。あんな風になりたいと夫につい言ってしまいましたが、今のジュリエット・ルイスを検索して驚愕しました。
2014/11/21追記
ジュリエット・ルイスって、尾野真千子に似ている気がした。
あと、今思い返すと、やはりあの家を焼くという最後は良かったと思う。家を焼くという行為が良いんだろうな。