元オリーブ少女のサバイバル大作戦

人生の禍福の縄をあざなってきた元オリーブ少女の日常の中の非日常。現在鋭意在宅勤務中。

女医とベビーシッター

保育園にお迎えに行ったら、あまり話したことがない女性が息子と同じクラスのお友達のお迎えに来ていたので「◯◯ちゃんのお母さんですか?」と尋ねたら、「いいえ、私シッターなんです」と答えられた。一瞬「シッター?????」と何のことか分からずキョトンとしていたら、それを察したのか向こうから「ベビーシッターなんです。」とのこと。そして続けて、「◯◯ちゃんのお母さん、お医者さんで当直とかもされていてとても忙しい方なので、私が来てるんですよ。」と言っていた。

いや、私◯◯ちゃんのお母さんがお医者さんだということ、今初めて知ったんですけれど、そんなプライベートなこと初対面の人に話して良いのかしら…と他人事ながら大変心配になりました。

そしていろいろ考えた。

お医者さんといえば、考えられる職業の中でもとても就くのが難しい職業で、ましてや女性のお医者さんともなれば、ほんとひたすら尊敬する他にない。しかし、そんなお医者さんももちろん女性であれば出産して子供を育てる人もいる。そうなったときに、やっぱりこうして保育園に子供を預けて、自分は仕事が忙しいからベビーシッターを雇い、保育園の送り迎え他のことをお願いしているのだろう。そして、自分が雇ったベビーシッターは自分の知らないところで自分のプライベートを話したりしているのか。とか。

私が資格を取ったのは、資格を取れば自分の人生の選択肢が広がると思ったからですが、選択肢はもしかしたら確かに広がっているのかもしれないけれど、その前に保育園も選べないしね。保育園も選べないのに仕事の選択肢も何もあったもんじゃないよね。

仕方ないのかな。