元オリーブ少女のサバイバル大作戦

人生の禍福の縄をあざなってきた元オリーブ少女の日常の中の非日常。現在鋭意在宅勤務中。

花屋さんになりたい

新卒で働いてた会社の近くに日比谷花壇があって、ある日近くを通ったときに、花屋さんになろう!と思った。

新卒で働いてた会社は、氷河期で全く仕事が決まらない中で、知り合いが紹介してくれた会社だったのだけれど、いろいろやりにくいことがあったり、仕事もハードで報われずだったりと、未来も見えず大変辛い時期であった。振り返ると、よくぞあの場所から今の場所にたどり着いたなと、今思うと小説にしたらそんなうまく行くわけ無いだろうという展開のストーリーなんだけれど、それと同時にもう少しちゃんと頑張っても良かったなとも思う。いや、頑張ったから今があるんだから、これで良いのか。よくやってたのかな。

花屋さんになろう!って思って、いろいろ調べてたら、以下のことがわかった。
・花屋さんは朝が早い
・花屋さんは水仕事で手への負担が大きい
私の最大の弱点は「朝」であり、しかも肌が弱いので水仕事は厳しいなーと、適正が全く無いんだなと一瞬で悟り、花屋さんになることは諦めてしまった。

なので、今も花屋さんに行くと、そういう風に考えていた頃のこといろいろ思い出します。もう20年近く前なんだなー。
新卒の頃って、根拠の(全く)無い自信とプライドに満ちあふれていた。まあ、でも結局自分のそういう根拠の無い自信とプライドが大切だったのかもなとか、いろいろ思いますね。
何が正解なのか、これで良かったんだろうけれど、あのときああしてたらどうなってたのかしら。