フライングタイガーが好き:Flying Tiger
フライングタイガーが好きです。
大好き。
初めて行ったとき、正直言って相当なショックを受けました。こんな雑貨屋さんがあるのかと。ハンマーで頭をかち割られたような衝撃でした。
私が大学生だった頃の雑貨屋さんといえば!コンランショップ。私はコンランショップがとても好きで、何かあるとは行っていました。新宿から無料バスで行くんだよね。その辺りもイベントっぽくてワクワクしてた。でも、フライングタイガーはそれを凌駕するかもしれない。私の中で。かなりときめいてます。
なんでこんなにときめくのかというと、北欧(デザイン)雑貨がとにかく安く買えるというところに尽きるのだと思います。びっくりするくらい安い。
この前、鍋敷きを買いましたが、同じデザインの鍋敷きが4倍の価格でデパートで売られていた。
そこで気が付いたのです。
そういえば、フライングタイガーに置いてある雑貨の中には、どこかで見かけたことがあるデザインの物が結構あるなと。
例えばiPod shuffle風の万歩計。Brabantia風ゴミ箱。heico風ランプ。EamesのHang-It-All風フックなど。
これが、日本の会社やアジアの会社が同じようなこと(有名デザインを模倣すること)をして商品を販売するとどうにも偽物感が漂ってしまい買う気が失せるのだけれど、Flying Tiger Copenhagenという北欧デンマークのコペンハーゲンに本社があって、ワールドワイドな展開を行っている会社だと、気にならないのは何でだろう。不思議である。
この前テレビでジェネリック家電というものを見た。ジェネリック家電だと、技術というものは目に見えないものだから、製品の見た目は同じでも性能が劣るのではないか?と不安になることもある。
でも、デザインというものは物品の外観だから、その模倣であっても優劣はほとんど無い。製品として優れているかどうかは別として、単にデザインという観点から見れば。だから全く同じデザインの商品が2つあれば、手頃な方に手が伸びてしまう。
そういう意味ではデザインの力というのは脆いものだとも思いました。