元オリーブ少女のサバイバル大作戦

人生の禍福の縄をあざなってきた元オリーブ少女の日常の中の非日常。現在鋭意在宅勤務中。

映画「Wの悲劇」感想

角川映画二本目の「Wの悲劇」を観ました。
高木美保が出ていましたが、可愛くてびっくりした。あの人はあんなに可愛い人だったんですね。しかも個人的に薬師丸ひろ子の演技よりも好きだった。でも世間的な女優としての位置づけとしては圧倒的に薬師丸ひろ子の方が上であろう。映画のストーリーもあいまり、こういう女優や俳優としての「位置づけ」が気になる映画でした。どうして高木美保よりも薬師丸ひろ子の方が女優として格上なのか。存在感なのか、オーラなのか。何なのか。
一方、私はこれまで三田佳子という女優が大物女優と言われる所以というものをさっぱり理解していなかった。理解していなかったというより、三田佳子が大物女優として演技している作品などに触れたことが無かったからであると思われる。そういえば一度近所の公園で二時間ドラマの撮影をしている三田佳子を見たことはあります。(坂井真紀もいたのでおそらく「日向夢子調停委員事件簿」と思われる。)しかし、二時間ドラマの中の三田佳子に大物女優らしさを感じたことはこれまで無かった。二時間ドラマの女優らしさを感じることはあっても。でも、この映画を観てこの人が大物女優と言われる理由が分かりました。理由ではないか。なんなんだろう。理由はわからない。けれど、雰囲気のことなのかなと思ってしまった。大物女優というのはその雰囲気のことをいうのかな?あってるのかな?
あと、三田村邦彦がとっても好みだったので、もっと活躍して欲しかった。残念です。しかしwikipediaによると、この人こそ新潟出身らしい。世良公則は広島出身らしい。
三田村邦彦 - Wikipedia
世良公則 - Wikipedia

それにしてもこの映画はタイトルがいいですよね。「Wの悲劇」と。劇中劇物で面白い映画はあまり記憶に無いですが、これは面白かったです。

Wの悲劇 デジタル・リマスター版 [DVD]

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