元オリーブ少女のサバイバル大作戦

人生の禍福の縄をあざなってきた元オリーブ少女の日常の中の非日常。現在鋭意在宅勤務中。

ママ友付き合いはめんどくさい

ママ友付き合い、大変でした。

そもそも私は友達を作るということが幼少の頃から苦手だったので、それが出産したからといって得意になるということは無いんだろうけれど、それでもやっぱり子どもが主人公なんだから、頑張らなくっちゃと思って、息子が0歳の頃は意気込んでママ友作りに取り組み励んでいたのです。地域の育児教室で知り合ったママに人見知りせずに話しかけ、いつも笑顔を心掛けるようにと、とにかく自分としては精一杯頑張っていたつもりでした。

それで何人かのママと仲良くなって、連絡先も交換して、約束してみんなで公園に行ったりする程度の関係は構築できていた。

そんなことがありながらも、雲行きが次第に怪しくなり、ついには子どもの合同誕生会に呼ばれなくなってしまったという、ママとしての大失態を演じてしまったのです。

思い当たる節はいろいろありました。まず私は集団行動が苦手だし、知り合って間もない人の家に行くのも苦手。知り合って間もない人を下の名前で呼んだりするのも苦手。一方、どうしてそこまでみんな距離を縮められるの?というほど周りのママさん方は加速度的に距離を縮めに縮め、私は輪から弾き飛ばされてしまいました。向こうにすれば付き合いが悪いとか、ノリが悪いとか、距離を置いているとかそういう風に思われたのでしょうか。まあそれが私だけの問題でしたら、弾き飛ばされるのも慣れっこなので別に良いんですけれど、息子が主人公ですからね…。その一件はかなりショックでショックで、誰にも長い間言えず、半年くらい経ってようやく夫に打ち明けました。夫は「まあ気にすんなや」という風に言ってくれたのでほっとしましたが。

そんな私ですが、すごい救いだったのが、学生時代の友達が二人と、いとこが近い時期に出産していて、育児休業中はずっとその友達やいとこと遊びに行ったりできたんです。ほんとすごいラッキーでした。神様にありがとう。友達がママというのは、心強かった。こんな私と友達でいてくれる友達に感謝します。

でも、そういう考えの人って私だけじゃないと思うんだよね。何というか距離感を大切に付き合いたいというかね。だから、私は「ママ友付き合いはめんどくさい」って思っているママとママ友になりたかったな、なれたらいいなと思っています。